Tomo

さて、前章で無事にリスク・在庫なしのオンラインショップを立ち上げられたことと思います。

とも
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これであなたももうオンラインショップオーナーですね!

おめでとうございます。

しかし、オンラインショップはただ立ち上げただけではなかなか人に見てもらうことはできません。

そこで少し工夫をしていく必要があります。

この章では私が実際にしている売り上げにつながる施策を5つご紹介していきます。

とも
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できたばかりのあなたのショップをできるだけ多くの人に知ってもらえるよう、ここからもうひと手間加えてバコバコ売れるショップを目指しましょう!

売上につなげるための施策

先ほども言った通り、立ち上げたばかりのオンラインショップは陸の孤島のようなもの。

そこにできるだけ道を通していくことが必要になります。

私がやっているのは具体的に以下のようなこと。

  • SNSマーケティング
  • ブログやコンテンツマーケティング
  • 顧客レビュー
  • 季節やイベントに合わせたプロモーション
とも
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そして前章でも少し触れたEtsyでのショップ展開です。

でもまずは上記4つから触れていきますね。

SNSマーケティング

Facebook、Instagram、Twitter(現X)などのSNSを活用して、商品やプロモーションを積極的に宣伝していきましょう。

加えて私はYouTubeで海外暮らしについて発信していたので、そこからターゲット層にアプローチしました。

今はSNSからお買い物する人は多いので絶対外せないマーケティング戦略です。

ちなみにそれぞれのSNSの特徴を大まかにまとめると…

SNSアクティブ層主な使い方
Facebook30代から50代以上家族や友人とのつながり、写真やイベントの共有が主目的。
広範な情報共有が可能。
Instagram10代から30代の若年層が活発。
特に女性層が多い。
ヴィジュアルコンテンツが中心で、写真や短い動画が人気。
ファッション、美容、旅行などのトレンドが重要。
Twitter(X)10代から40代まで幅広いが、特に20代から30代が活発。短文のつぶやきが主流。
最新の情報やトピックに関心が高く、ユーザー同士の対話が盛ん。
TikTok10代から20代の若年層が主体。
最近では幅広い年齢層が増加している。
短いクリエイティブな動画が中心。音楽やダンスなどが人気。
Pinterest主に女性層が多く、30代から50代の利用者が中心。インスピレーションやアイデアの収集が中心。
DIY、ファッション、料理などが人気。
とも
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ショップをオープンしたらまず商品ターゲット層が多く使うSNSでアカウントを作って投稿し、積極的にショップを宣伝していきましょう。

ブログやコンテンツマーケティング

ブログ記事やコンテンツを定期的に更新しSEO対策を施すことで、検索エンジンからのアクセスを増やします。

商品の紹介やユーザーストーリーを共有するなど、魅力的なコンテンツを提供すると商品に興味を持ってもらいやすくなります。

やはりGoogleなどの検索で上位表示されるとお店への流入数はグッと増えますので、ショップを運営するなら商品についての想いやストーリーなどを知ってもらうのは良い戦略の1つでしょう。

とも
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ブログ運営やSEO対策についてはSNSよりも少しだけ知識が必要になります。

もしショップと共に本格的にブログも運用していきたい人は【子持ち主婦でもできた「おうちで働く」を叶えるブログ術」】は必ず役に立つ内容となっていますので、ぜひ無料部分だけでも読んでみて下さいね。

顧客レビュー

購入者からのレビューや評価を積極的に取り入れ、信頼性を高めましょう。

満足度の高いレビューは信頼感を生み出し、未経験の顧客にも安心感を持ってもらえます。

とも
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私はお店を始めたばかりの頃はご購入下さったお客様に次回ご利用にされる際のクーポンコードをお渡ししてレビューをお願いしていました。

そのコメントをウェブサイトに使わせてもらってます。

他にもSNSで写真を投稿してもらったらすかさずリポストさせて頂いたりメンションさせていただいたり…。

お客様と積極的にコミュニケーションを取るのもショップ運営では大事。

とも
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自分でショップや商品を作るとなると、どうしても物に意識が行きがちです。

でも物の先には必ず人がいるということを忘れずに運営していきたいですね!

季節やイベントに合わせたプロモーション

季節や特定のイベントに合わせたセールやキャンペーンを実施し、顧客の興味を引きます。

特別なイベントやホリデーシーズンに合わせたプロモーションは効果的です。

とも
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どの商品にも多かれ少なかれ、売れる時期や活発な季節など波があったりするもの。

自分の商品が活発になるときに合わせたプロモーションをかけると売上につながることがあります。

この辺はやっていくとなんとなく感じてくると思いますので、いろんなイベントを打ち出して楽しくショップ運営していってくださいね。

とも
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ちなみに私の場合は知育ポスターなので北米の年度初めである9月はけっこう売れます。

あとは節句ポスターはその1ヶ月前に宣伝したりしていますね。

ということで、ショップは作ったら放置でも良いですがちょっと工夫をすることで最短でうまく回るようになります。

最初のうちは何かしらの施策を打つことをおすすめします。

とも
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そして、もう1つの私のショップ運営の施策がEtsyを使った運用です。

くわしく見ていきましょう!

Etsyでの運用

Etsyはハンドメイド品やユニークな商品が多く取り扱われるオンラインマーケットプレイス。

Printfulと組み合わせることで、オリジナルデザインの商品を販売することができます。

とも
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連携先をEtsyにするだけで、基本的にやることはSquareで説明したことと同じです。

Squareでショップを持てない国に住む方はおそらくEtsyであればショップを持つことが可能かと。

Etsy利用可能国

アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、チリ、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、インド、インドネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マレーシア、マルタ、メキシコ、モロッコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ペルー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、シンガポール、スロバキア、スロベニア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、タイ、トルコ、ウクライナ、イギリス、アメリカ合衆国、ベトナム

もちろん私と同じようにSquareでショップを作った人にもEtsyの利用はおすすめ。

EtsyにはSquareにはないメリットがあるからです。

Etsyを利用するメリット

  1. 広告と集客
  2. 信頼性とブランド認知
  3. コミュニティとサポート
  4. クロスボーダー販売
  5. 手数料体系が明確
  6. オリジナルデザインとハンドメイド商品の専門性

広告と集客

Etsyは独自の広告プラットフォームを提供しているので、出品者は広告を活用して商品をプロモーションすることができます。

とも
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まぁ簡単に言うと勝手に宣伝してくれるんですね。

普通だったら自分で広告費を払って広告出したりするんですがちょっと難しいですよね…。

でもEtsyに商品出すとその辺勝手に最適化されたターゲットに宣伝してくれてお客様をshopに連れてきてくれるんです。

で、こんな感じ↓でEtsyサイト外からどのくらい売れたかもお知らせしてくれます。

だから単独オンラインショップよりは集客をがんばる必要もそこまでないってこと。

またEtsy自体が強力な検索エンジンを持っており、ユーザーが直接Etsyで商品を検索することが多いため、独自の集客効果が期待できます。

とも
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Amazonとか楽天ユーザーってそこの検索エンジンから欲しい商品探して購入しますよね。

Etsyもそういう層がいるってことです。

信頼性とブランド認知

Etsyは信頼性が高いオンラインマーケットプレイスとして知られています。

Etsy上で販売することで、顧客はブランドの信頼性を感じて購買しやすくなります。

また、Etsyのブランド認知を活かして新しい顧客を獲得できます。

とも
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Etsyを通すことでお客様はトラブルなどの心配をせず安心感してお買い物してくれるんですね。

コミュニティとサポート

Etsyはアーティストやクリエイター、ハンドメイド商品の販売者向けに特化したコミュニティを提供しています。

フォーラムやイベントなどを通じて、他の出品者と交流し、アドバイスを得たり、経験を共有できます。

とも
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ショップ運営者同士がコミュニケーションを取ったりお互い交流できるのは単独でショップ運営するだけでは得られないものですよね。

クロスボーダー販売

Etsyのページを見てお気づきの方もいるかもですが、Etsyは国際的なマーケットプレイスなので各国の言語にワンタッチで翻訳が可能。

よって世界中のユーザーにアクセスできます。

これにより、クロスボーダーでの販売が可能で国際市場に展開できます。

とも
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私はEtsyには英語表記を使っていて、メインターゲットを非日本人にしています。

手数料体系が明確

Etsyは比較的簡単な手数料体系を採用しており、商品を販売した際に手数料が課されますが、複雑な構造ではないため理解しやすいです。

とも
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まぁ無料の方がうれしいのでその辺の軍配はSquareですが…。

ちなみに手数料は以下。

  1. 出品手数料:1商品につき$0.20(米ドル)
  2. 取引手数料:売上の6.5%
  3. 入金手数料:3% + $0.25(米ドル)※国によって異なる

売れても売れなくても1商品を出品するのに$0.20(米ドル)かかるというのがSquareとの大きな違いです。

出品手数料は4ヶ月毎に更新なので1商品を1年出しておくとしたら$0.60(米ドル)かかるということ。

とも
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例えば10商品出したとして年6ドルなので、売上が年単位でそれ以上出ればマイナスにはなりません。

無料とはいきませんが、広告費などがいらないことを考えると悪くはない出費ではないでしょうか。

ただ、広告から売れた場合のみ、その売上から15%の広告手数料が引かれますので注意。

オリジナルデザインとハンドメイド商品の専門性

Etsyはオリジナルデザインやハンドメイド商品に特化したプラットフォーム。

なので、その専門性から特定のターゲット層にリーチすることができます。

とも
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具体的にいうとハンドメイド好きな人達ですね。

実際に私も「こういうのが欲しいんだけどお店には売ってないだろうなぁ」というニッチ商品の場合、Etsyならあるかも!と探したりすることは多いです。

Etsyにはありとあらゆるニッチ商品がそろっているのでぜひショップづくりの参考にしてみて下さいね。

とも
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ということで、Etsyでは誰でも簡単にショップが開けるのでぜひやってみて下さい。

Printfulとの連携はSquareと連携する時とやり方は一緒なので迷わないと思いますので。

集客を広げてショップ運用を楽しもう

在庫なしでオンラインショップを持ち、そこから集客して売上につなげるまでの流れを説明してきました。

あとは実行するのみですが、どうでしょうか?

「やるぞー!」とやる気がみなぎっていますか?

まだいろいろと迷うことや1人でやることに不安を持つ方もいらっしゃると思います。

最後の章は「ショップ運営に役立つ豆知識」として私が知っているお役立ち情報をまるっとお伝えします!

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【携帯用】ショップ#06「ショップ運営に役立つ豆知識」
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